所長の独り言... 
とあるジャズベーシストの独白・・・
自主トレのメニューとノルマ
 かなり早く現場(待機室)に到着。 (僕にしては珍しい)非ジャズ系エレベ演奏、何が良いかって(ウッベと違い)周囲に音を漏らさずに、イヤホンつけて自分の世界に入って、ガッツリ練習をしてしまう事が出来る事。
 イベントも最初と最後だけ演奏、後は(席を外す事も出来ず)その場で待機。(この手の仕事の大半は”待機する事”である) 何もしないまま油断してしまったらスピーチの最中にイビキをかいて寝てしまうかも知れないデンジャラスなシチェーションだが。 エレベの場合、音を出さずに指練出来る。
 暑い中、スーツ姿で朦朧としていたら、うっかり譜面を弾き間違えてしまう可能性が無いとも限らない。

  間違いという言葉が無いジャズと違い、一言一句、書かれている通りに正確に演奏しなくてはならないような音楽をやる場合、集中力を切らさない(或いは瞬時に再起動する)事が大事。
 僕は後者が苦手で、上手く出来ない。 スイッチをオフすると、再起動するのに時間がかかるし、完全に起動するまで寝惚けてドジを踏む率が高い。基本的には、現場に入ってから撤収する(一人になる)までスイッチ入れっぱなし、である。
逆に、現場を後にした瞬間、スイッチが切れる。
 今日の場合、終わって撤収したのは昼過ぎだった。 帰りの運転が、怖い。 別に、帰りは急ぎじゃなかったので、下道で帰ったのだけど暑さと眠気でフラフラ。 都内は神奈川と違って、ちょっと停めて休憩出来るようなスペースや無料の駐車場があるような店が、無い。
 後で視たニュースによれば、今日は今年はじめて真夏日だった(30度を超えた)らしい。 ・・・どうりで。シンドイはずだ。 まだ、体がゼンゼン夏に対応してない。それでスーツ姿で、一時間半くらい、動かず待機、とか。 気を抜いてたら、居眠りイビキどころか、熱中症になってたかも。

 多摩川超えて、休み休み、ノロノロと帰宅。
 エアコンつけて、風呂入って、Tシャツ短パンという夏の格好になって、サッパリした所で冷たいの一杯やって、ゴロッとなる。
  ・・・もう、何もする気がおきないw
  気がついたら、こんな時間(夜10時過ぎ)だ。




 今日は、おかげ様で、待機してる間に日課の練習ノルマを(ほぼ)ひと通りこなせてしまった。 (だから、帰宅してから練習することもない)
  曲練や実戦(本番)とは別腹で、テンポや所要時間とか計測しながらタイム・トライアル的にやってるような、なるべく(一日たりとも)穴を開けたくない所。
 毎日、少しずつテンポを上げたり、順番や音階を入れ替えたり、しながら。 どれだけ、 「えーと、次は何をするんだっけ」 「テンポはどれくらいだっけ」みたいな時間ロスせずに、一時間(正確には休憩時間を考慮に入れて1コマ55分)以内に多くを詰め込み凝縮する事が出来るか。
 完全にゲーム感覚、自己満足の世界だけど。
 これが、なかなか面白い。
 順調にいけば問題ないが、途中でつかえたり、やり直したりしていると、その分、時間をロスしてしまい、達成度が下がってしまう。
 はるか昔、エキサイトバイクというゲームがあったけど、あの感覚に近い。

 一日1ずつテンポをあげて、やっていけば、単純計算で、一年で365テンポアップする事も(所要時間を短縮していく事も)可能。 だが、実際には、あるテンポから先は、どうやっても超えられない壁、というのにぶち当たる。 そこまで行ったら、そこでそのパターンはクリア。
 
 自分の限界、自分というキャラクターの能力値(ステータス)を、数値(パラメータ)で把握する。 
 たまに演奏時、マグレとは言わないが、「会心の一撃」的な、自身で把握している数値を越えるような瞬間があったりなかったりするが、それはアテには出来ない。
「どんなに不調でも、最低限これくらいは出来るであろう」ラインと。
「どんなに最高のコンディションでも、(現時点では)絶対に無理!」なライン。
身の丈というか身の程というか、自分の能力とその限界、そういうものを把握して、過度な楽観も悲観もせず、淡々とプレイする。

 僕はジャズを中心にやってるウッベ弾きで、現在は、ジャズ系エレベ仕事(つまり事前に予習する事の出来ないような演奏)は、やってないし、やれない。 長年、ウッベ中心にやってきてるせいで、運指とか奏法とかがそちらに偏ってしまい、咄嗟の対応が出来ないためだ。
 なので、エレベは年間10本か20本くらいしか、実戦では使っていない。 にも関わらず、ウッベを出して立って弾くのが面倒だし・・・もといw 曲をさらう時とか、結構エレベも(ウッベの代用品として)触ってはきている。
 それが今年から、いや昨年秋から、一念発起して、エレベに取り組み中。

 
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