所長の独り言... 
とあるジャズベーシストの独白・・・
イコライズ 音のブレンド
Cubase本体より、ハリオン(ソフトウェアMIDI音源)の方がエフェクトの数・種類が多い。それに、音作りの設定を自作プリセットとして保存出来る。
基本的にはこちらで作って、インサートやセンドのプラグイン・エフェクトは、ミキシング時の微調整用と考えた方が良いのかも知れない。
20170418a.jpg

ベースの常識的な演奏音の周波数は
41.2Hz〜262Hz くらいだ。(人工ハーモニクスとかは度外視)
そして、ピアノのミドルC、ト音の下第一線、へ音の上第一線にあたる音の周波数も262Hzだ。
よく知られている通り、ベースの譜面は実際の音よりオクターブ高く表記されている。
実際にはテューバ等と近い音域(低音域)を演奏するのだが、表記的にはトロンボーンやユーフォニアム、チェロなどと同じ中低音で書かれる。
これは、歴史的に、コントラバスという楽器やパートがチェロの譜面をオクターブ低く演奏するチェロ・パートのオプションであった時の名残り、慣習だ。
ソロ等を除けば、ベースラインなど、伴奏ではあまり親指のポジションは使わない。
G弦第5フレットの音、通常のへ音譜面では第二間にあたる音が、131Hz。
それ以下の音を中心に動く限り、管楽器と鉢合わせる事はあまり無い。
つまり、41.2Hz以上、131Hz以下くらいが伴奏ベースの主な棲息地となる。
まぁ、使っても、せいぜい200Hz以下あたり、だ。
この辺りの交通整理を気をつけなくてはならない。




大譜表(ト音&へ音)。ピアノ譜などがこれにあたる。当然ミドルCを中心に演奏される事になる。右手のメロディ・フレーズも、左手の和音・コンピングも。 たまに五線を突き抜けて、加線を使うようなきらびやかな高音域を使う事もあるが。
ト音の真ん中が524Hz.
上第二線が1048Hz。
まぁ、常識的な演奏音というと、1.2kHz以下、という事になるだろう。ピッコロや一部のトランペッターなどの出す音域、いわゆるハイノートだ。
まずは、こうした実音の周波数帯の整理。

オクターブの音は、倍の周波数を持つ。
高音域になると、
1048Hz
2096Hz ← ここまでピアノ演奏可能音
4192Hz
8384Hz
16768Hz ← モスキート音レベル
 ・・・ となる。
4192Hzと8384Hz は、ピアノでは演奏出来ないが可聴域内。




 長年使ってきた(というか、今でも録音音源のトラック分割に便利なので使ってる)サウンド・エンジンについてるイコライザ(グライコ)の場合、
 62Hz  125Hz  250Hz  500Hz  1kHz  2kHz  4kHz  8kHz  16kHz
 で調整できるようになっている。
20170418b

 最初から自由に帯域を設定変更出来てしまうパラメトリック・イコライザ(パライコ)だと、こういう大まかな目安を把握してないと、グチャグチャになってしまう。
逆に、目安が分かっていると、グライコより音を変える自由度は高い。




 ちなみに。
 iTunesやiPhoneのミュージックでも、 「ツールバーの表示からイコライザ表示」や「設定>ミュージック>イコライザ」で設定出来る。PCのiTunesなら手動(自分で)設定出来る。
 が、それはあくまでユーザー側の設定で。作り手としてはフラットで考える。
 
 ・・・・・・あ、いけね。
 iTunesやiPhoneミュージックのイコライザ、プリセットのジャズに設定してたw (^_^;)
 フラットにしよう。




 こってり、トロトロこてこてな、豊潤でマイルドで濃密な味。。。
あっさり、スッキリさっぱりな、透明感のある喉ごし爽やかなクリアな味。。
ミキシングというものは酒造りみたいなものなのかも知れない。。。
 
 全体的に音圧を上げる事で、音量差をなくす事で、まろやかになるしボリューム感は得られる。が、もともとの演奏表現の味が平均化されてしまう。 一方、個々の楽器・演奏を、それらの持つ素材の味を鮮明に浮きたたせるならば音圧アップは最小限にしてフェーダー中心に進めるべきだ。が、音圧を上げたものに比べてボリューム感に欠けてしまいがちになる。
 あくまで相対的な話だが、限界まで音圧をアップするような、音量を均等化させるような音楽に比べると、質素に(痩せて)聞こえる。
 
 かといって音圧アゲアゲな、大音量なポップス系CDに張り合おうとすると、全体的にノッペリとした、抑揚の無い、つまらない音になってしまう。
アコースティックな音楽・楽器の醍醐味は、個々の演奏者による細かく多彩な表現、いわば「オートメーションの操作・変化」にある。それを潰すハメになる。


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